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i-modeで新しい市場が生まれたのだ

1999年のi-modeケータイの登場で、モバイルコンテンツビジネスが活性化され市場が急拡大した。
初期のコンテンツである着メロや待受画面、占いなどに始まり、デコメ、ゲーム、マンガ、小説、着うた、着うたフルなどなど…、最盛期には年間5000億円とも7000億円とも言われる大きな市場ができた。
呼応するように、それらのサイトの会員を集めるため、モバイル広告ビジネスも形成され、メール、バナー、ピクチャー、アフェリエイト、ASP…モバイル広告も数千億の市場に成長した。
国内では、ドコモのi-modeというケータイネットサービスがもたらしたビジネス、市場は図り知れないほど大きな存在だった。
ここ数年、ケータイはスマホの時代だと騒がれている。
昔のパソコンネットのように、スマホの普及は、コンテンツの無料化を促し、コンテンツビジネスの縮小に向かっているような気がしてならない。
コンテンツを無料にして、その代わり広告収入でビジネスを成立させる…こんな流れにまた変わりつつある。
はたして、そのようなビジネスモデルが常態化するのか? どこかで行き詰まる時がくるのではないか。
なぜならば、ひとつに、企業の宣伝費には限界がある。
前述のように、モバイルコンテンツのためにモバイル広告をうつのであれば、新しい市場が生まれ広告も成り立つが。
既存クライアントを対象にするならば、テレビや新聞など既存媒体とのパイの奪いあいに過ぎない。
限りある広告宣伝費の食いあいになる。
もうひとつ、コンテンツ制作者、作品アーティストの収入に魅力がないと創作意欲が薄れ、ひいては優秀な人材が生まれにくくなり、良質なコンテンツが生まれなくなる。
こんな悪循環に陥りはしないか?
取り越し苦労ならばよいのだが、コンテンツのデフレ化、無料化の波が押し寄せているのは確かなようだ。
日本独自のビジネスモデルだったが、i-modeから次代のヒントはないものか…。
川原和博

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