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2013年6月

i-modeで新しい市場が生まれたのだ

1999年のi-modeケータイの登場で、モバイルコンテンツビジネスが活性化され市場が急拡大した。
初期のコンテンツである着メロや待受画面、占いなどに始まり、デコメ、ゲーム、マンガ、小説、着うた、着うたフルなどなど…、最盛期には年間5000億円とも7000億円とも言われる大きな市場ができた。
呼応するように、それらのサイトの会員を集めるため、モバイル広告ビジネスも形成され、メール、バナー、ピクチャー、アフェリエイト、ASP…モバイル広告も数千億の市場に成長した。
国内では、ドコモのi-modeというケータイネットサービスがもたらしたビジネス、市場は図り知れないほど大きな存在だった。
ここ数年、ケータイはスマホの時代だと騒がれている。
昔のパソコンネットのように、スマホの普及は、コンテンツの無料化を促し、コンテンツビジネスの縮小に向かっているような気がしてならない。
コンテンツを無料にして、その代わり広告収入でビジネスを成立させる…こんな流れにまた変わりつつある。
はたして、そのようなビジネスモデルが常態化するのか? どこかで行き詰まる時がくるのではないか。
なぜならば、ひとつに、企業の宣伝費には限界がある。
前述のように、モバイルコンテンツのためにモバイル広告をうつのであれば、新しい市場が生まれ広告も成り立つが。
既存クライアントを対象にするならば、テレビや新聞など既存媒体とのパイの奪いあいに過ぎない。
限りある広告宣伝費の食いあいになる。
もうひとつ、コンテンツ制作者、作品アーティストの収入に魅力がないと創作意欲が薄れ、ひいては優秀な人材が生まれにくくなり、良質なコンテンツが生まれなくなる。
こんな悪循環に陥りはしないか?
取り越し苦労ならばよいのだが、コンテンツのデフレ化、無料化の波が押し寄せているのは確かなようだ。
日本独自のビジネスモデルだったが、i-modeから次代のヒントはないものか…。
川原和博

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町のレコード店が消えていく…音楽が無料に…?

町のレコード店が消えていく。昭和の時代は、どこの町にも必ずと言っていいほどレコード店があった。
私が十代を過ごした、東京の西部の町・福生。駅前通りには、小さな二軒のレコード店があり、バイトで貯めた小金で、たまに好きなレコードを買っていた。
レコードを買う前には、レコードに傷がないかを確認するため、店員に視聴を頼む。
万が一、傷があると針が跳んだりするため、当時は、こういう視聴は当たり前の行動だった。
今は、とくに若い人は、ネット経由で音楽を聴いている。CDなどのパッケージはますます需要が減っていくのだろう。
店頭で、主役の座がレコードからCDに替わったのは昭和60年代になってからだったと記憶している。
そして今、主役はネットに代わろうとしている。
ましてや、YouTubeなどで、無料で音楽が聴けてしまう。違法ではあるが、消してはまたアップされ、どうも、いたちごっこのようだ。
さらに今日、アップルが、クラウドで音楽無料聴き放題サービスを実施すると報道発表した。収益は広告になるらしい。
とうとう、音楽も無料の時代になってしまうのか…
ステレオで音楽を聴くシーンは無くなる日も近い。
何か味気ないが、時代のすう勢だから、諦めざるをえないのか。
いつまでも、パッケージにこだわりたい年代。そういう年代の私が、モバイル音楽配信をやってるのは何の因果か…。
K

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映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ1作目の時代設定であった昭和33年のヒット曲と出来事。

この年の2月に東京・日劇で第1回ウエスタンカーニバルが開催された。

平尾昌晃、ミッキー・カーチス、山下敬二郎の3人をはじめとする歌手に熱狂的ファンが続出、ロカビリーが大ブームとなる。

9月には、エルヴィスを凌ぐ人気ともいわれたポール・アンカが初来日。

野球界では、巨人の長嶋茂雄が国鉄(当時)のエース、金田正一に4打席4三振をくらう屈辱のデビュー戦で初登場。

鉄道では、寝台特急「ブルートレイン」や東海道線の特急「こだま」が運行開始。
「こだま」は、6年後の新幹線開通まで東京~大阪間を6時間50分で結ぶビジネス特急として活躍した。

また、戦後アメリカに接収されていた羽田空港や大阪空港が全面返還され、航路、鉄道のインフラ整備がこの時代から急速に進んでいく。

そして、大衆軽自動車も発売され車社会の到来を予感させ。

話題やヒット商品としては、腰を回して遊ぶフラフープが流行り、野球盤ゲームが発売。

さらに、この年に初めてアサヒビールから缶ビールが発売され、日清からチキンラーメンが発売された。
即席、インスタント食品時代の幕開けである。

売春防止法の施行や国民健康保険法が公布されたのもこの年であった。

テレビ番組では、音楽バラエティー番組の草分けで草笛光子主演の「光子の窓」(日本テレビ系)や玉置宏司会による歌謡番組「ロッテ歌のアルバム」(TBS系)がスタートする。

そして、フランキー堺主演の反戦ドラマ「私は貝になりたい」(TBS系)、ホームドラマ「バス通り裏」(NHK)などが話題となる。

子供向けでは、大瀬康一主演の「月光仮面」(TBS系)が人気番組となった。

映画界では「陽のあたる坂道」や「風速40米」などに出演した日活の石原裕次郎が大人気に。

また、森繁久弥主演の東宝・喜劇映画、駅前シリーズ第一作の「駅前旅館」が封切された。

単行本では、五味川純平「人間の條件」や井上靖「氷壁」などがベストセラーに。

ヒット曲としては、前述のロカビリー3人男がカバーした「ダイアナ」や小坂一也の「監獄ロック」をはじめ、平尾昌章(現昌晃)「星は何でも知っている」、石原裕次郎「嵐を呼ぶ男」、フランク永井「有楽町で逢いましょう」、若原一郎「おーい中村君」、島倉千代子「からたち日記」などが挙げられる。

昭和33年は、狩野川台風による災害や南海丸沈没、全日空飛行機墜落など悲惨な事故も相次いだが、1万円札の発行(初代は聖徳太子)や東京タワーの完成など、高度経済成長に向かって明るい希望に満ちた時代でもあった。

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ポケベルが鳴ったら公衆電話を探さないと!~「ポケベルが鳴らなくて」国武万里~

1993年のドラマ「ポケベルが鳴らなくて」。

緒方拳裕木奈江主演で主題歌は国武万里が担当。

妻子ある中年男性と29歳年下の若い娘との不倫の恋を扱ったもの。

ルックス、演技力とも高評価で将来性もあった裕木奈江だが、このドラマの出演を機に大変なバッシングを浴びてしまいます。

今となっては役柄のイメージってそんなに影響あるのかな?と思いますが…でなかったら役者さんは悪者の役を演じたり出来なくなってしまいますからね。

いずれにしても「ポケベル」という通信ツールは、ケータイと違う楽しみがありましたね。

短い文章に思い入れがたっぷりつまっていたような。

そんな当時の愛の形をうまく描いた作品です。
作詞:秋元康、作曲:後藤次利。

敬称略
鈴木正彦

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