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長嶋茂雄が引退した昭和49年は…

この年は、前年のオイルショックや田中角栄の日本列島改造論の影響で、土地や物価が高騰し、超インフレの時代が続いた。

そんな中、フィリピンのルバング島から元日本兵の小野田寛郎さんが帰還。
30年間もジャングルに潜伏していた。

また長年、海底炭鉱で栄えた長崎の端島(軍艦島)が閉山。

話題としては、日本初のコンビニ・セブンイレブン1号店が東京の豊洲にオープン。

超能力者のユリ・ゲラーが来日し、テレビ生出演でスプーンを曲げ大きな反響を呼んだ。

そして、若いOLの旅行スタイルをアンノン族と呼び国内旅行が大ブームに。

そのせいか、北海道広尾線の愛国駅から幸福駅行きの切符を手に入れたいと全国の若者から注文が殺到した。

また、ソフトポルノ映画「エマニエル夫人」や宝塚の演劇「ベルサイユのバラ」が若い女性に支持され大ヒット。

名実ともにOLが消費をリードする時代を迎えた。

一方で、10代の男性には映画「燃えよドラゴン」で主演したアクション俳優のブルース・リーに人気が集まった。

テレビでは、桂三枝と西川きよし司会の素人お見合い番組「パンチDEデート」(フジテレビ系)がスタートし人気番組に。

ドラマでは、中村雅俊主演の学園ドラマ「われら青春!」(日本テレビ系)が放映され挿入歌「ふれあい」が大ヒット。

向田邦子脚本の「寺内貫太郎一家」(TBS系)や、荻原健一、水谷豊共演の「傷だらけの天使」(日本テレビ系)などのドラマも話題を集めた。

アニメでは、「宇宙戦艦ヤマト」(日本テレビ系)や「アルプスの少女ハイジ」(フジテレビ系)の放映が始まった。

前年のオイルショックによる電力節約で、テレビの深夜放送枠を打ち切った年でもある。

映画では、かぐや姫のヒット曲から、藤田敏八監督による「赤ちょうちん」「妹」が秋吉久美子主演で上映、他に「青春の蹉跌」や「エクソシスト」がヒットした。

また、西岸良平のマンガ「三丁目の夕日」が連載開始となり、「ノストラダムスの大予言」がベストセラーに。

フォーク界では、「結婚するって本当ですか」(ダ・カーポ)、「精霊流し」(グレープ)、「岬めぐり」(山本コータロー&ウィークエンド)、「あなた」(小坂明子)などがヒット。

この年の日本レコード大賞は、吉田拓郎作曲、岡本おさみ作詞で森進一が歌った「襟裳岬」が受賞。

そして、野球界のスーパースター巨人の長嶋茂雄が引退した年でもあった。

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