« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年10月

日活映画「美しい十代」

昭和39年の日活映画「美しい十代」。
三田明の同名デビュー曲を映画化したもの。
当時は、ヒット曲と同名の映画や、人気歌手を出演させた映画、いわゆる歌謡映画を大量に作った時代。
三田明は、これが映画初出演だが、歌手デビューは前年の10月。撮影当時は16歳。
主演の浜田光夫は20歳、新人の西尾三枝子は16歳であった。
昭和39年といえば、東京オリンピックが10月に開催された年。
高度経済成長期の都会の若者たちを映した青春ドラマだ。
集団就職、夜学…貧しくも、懸命に健気に生きる若者たち。
一方、働かない怠けたチンピラたち。それぞれの若者の交流と友情を描く。
ストーリーは単純だが、郷愁と暖かさを感じる映画だ。
ただ、短い(80分位)ドラマなのが残念。
当時の映画は、2本立てが一般的だったので、この映画は多分、プログラムピクチャー(B面映画、添え物映画ともいう)であったのかもしれない。
繰り返すが、心に残るいい映画であるのは確かだ。
新人のため、演技はまだ未熟だが、主演の西尾三枝子が健気で、とくにいい。
勿論、三田明の歌もいい。

 昭和の青春ポップスはこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夜霧よ今夜も有難う

先日、BSテレビで、石原裕次郎主演「夜霧よ今夜も有難う」をみた。
昭和42年の作品だ。
周知のとおり、洋画「カサブランカ」の題材をモチーフにしている。
裕次郎は32歳、共演の浅丘ルリ子は26歳位の時の映画だ。
32歳にしては貫禄十分の裕次郎。
現在の30代前半で、こんなに貫禄のある俳優はいない。
現代人は、俳優に限らず、善くも悪くも全体に、若くなったような気がする。
この映画に出演した、太田雅子(梶芽衣子)や伊藤るり子は、当時19か20歳位だろう。
やはり、今の同世代よりも大人ぽく見えたのは私だけか…。
それにしても、裕次郎はカッコいい。

 昭和の青春ポップスはこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「幸福の黄色いハンカチ」は…やはり…この4人

昨夜、阿部寛主演のテレビ版「幸福の黄色いハンカチ」をみた。
元々は、高倉健主演の映画。監督は、山田洋次。
昭和52年10月封切り。ロケは、北海道で、季節は、察するに初夏から夏にかけてか?
だとすると、当時の健さんの年齢は46歳位。
共演の、倍賞千恵子は35歳位。
武田鉄矢は28歳、桃井かおりは26歳位だろう。
ちなみに、渥美清も、警察官の役でゲスト出演していた。
私は、この映画が好きで、これまでに6、7回はみただろうか。
今でも、ストーリーはほとんど覚えている。
昨夜のテレビ版も、監修・脚本が山田洋次とのことで、決まりの台詞や、おさえのポイントが同じ箇所は、随所にみられた。
…が、健さんたちの映画とは、やはり比較にならなかった。
健、千恵子、鉄矢、かおりの4人の演技力、個性、独特の雰囲気は、他の代役では、とてもかなわない。
と、いうよりも、このドラマ「幸福の黄色いハンカチ」は、この4人のためにある映画だと改めて実感した。
今回のテレビ版とは別に、以前にも、菅原文太が主演の同テレビドラマがあった。
しかし、いずれも元祖には到底かなわない。
元祖の映画をみていない人は、ぜひ一度。

 昭和の青春ポップスはこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »